1508.全てが完全になる世界

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生命の覚醒より
私たちが、本当に完全に目覚めたら、私たちの不完全は消えていきます。

今まで何回も試してきて、最近では確信するまでに至りました。

脳腫瘍になった人が二ヶ月半できれいになくなったり、八十歳を越えた全盲の方が二時間くらいで目が見えるようになったり…。

これは奇跡でも何でもないのです。

何か魔術でもやるんじゃないかと思われるかもしれませんが、決してそうではないのです。

もともと神は、私たちの命を完全に作っているのですから、私たちが完全であるということに目覚めた時に、不完全なものは消えるのです。

不完全だと思っていたら、不完全な方にいきますが、完全に目覚めたら完全の方にいくのです。

頭で理解するだけではダメなのです。

本当に細胞の一つ一つまで、全身でわかった時に、私たちは完全に戻るのです。

私はこの世から病院がなくなる時代が、遠からず来ると思っています。

最近は、私もパワーが増したのか、うつ病や引きこもりのような方も、パタパタと治っていきます。

うつ病で家に一年も閉じこもっていた二十代の青年がいました。

彼はタバコを買うにしても、夜中にしか家を出られなかったのです。

そんな彼も、この講座を受けて、普通の人よりもはるかに明るくなってしまいました。

そして、仕事にも就いて、今や職場では若手のリーダー的な存在にまでなっています。

本当に元気そのものです。

私は彼に「君のような経験をしている人たちを励ます会を作ったらどうか。折角真我が開いても、また時間が経つと閉じてしまう人がいるから、元に戻らないような環境を作っていったらどうか」と提言したのです。

そうしたら、早速彼は、ある会を作って活動を始めました。

私たちは、病気になったらどんどん死に向かっていくか、どんどん回復に向かっていくか、どちらかです。

死が悪いといっているのではありません。

病気をしても、そのことによって目覚めたら成功なのです。

前出の、死ぬ直前に悟った方は、大成功者です。

超成功者です。

目覚めないで長生きをして死んでいく人より、遥かに成功者です。

みんな一つで、神であり、愛であり、全部一つだということが、完全にわかってこの世を去れたら、それは、完結したということです。

目的を果たしたということです。

人生は何のために生きるかの答えは、まさにこれなのです。

それは、宇宙意識に目覚め、愛そのものであり、光そのものであるということを、体感し、体得していくためなのです。

それができたら、私たちは、完全に成功者であり、最高に幸せな人になれるのです。

先程の方は、最後の最後で完結したのです。

目的を果たしたということです。ほとんどの方が目的を果たさないで、この世に終止符を打っていくのです。

下手をしたら、「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」、「あの野郎」「この野郎」といって、後悔や恨みを抱いて、死んでいく人もたくさんいるのです。

この方は本当に素晴らしい顔をされていたということです。

私たちは遅かれ早かれ、全員死ななければいけないのです。

だとしたら、生きているうちに、本当にその究極をわかって、それを命で体感して、生き切れたらいいのではないでしょうか。