1503.神の力は元に戻る力

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生命の覚醒より
私の講座を受けた方の中に、顔面神経痛で、目が斜めになり、鼻が横にずれ、口が曲がっていた方がいました。

その方が真我に目覚めていくことによって、全く普通の顔に戻りました。

また、八十三歳の全盲の老人が、目が見えるようになった例もあります。

そういう話は、枚挙に暇がありません。

長野に住む大谷昌彦さん(36・仮名)は、椎間板ヘルニアで、四ヶ月間会社を休んでいました。

腰の痛みと、足のしびれがひどく、食事の他はほとんど寝ている状態でした。

そして、整骨院、整形外科、整体とあらゆる所を訪ねましたが、全く効果はありませんでした。

そんな中、彼の奥さんが真我開発講座を受講し、とても明るく優しくなって帰ってきました。

さらに、奥さんから「あなたの腰も治る」といわれ、「もしかしたら、自分の腰も良くなるのでは…」と思い、受講をしに来たのでした。

ただ、初めのうちは、彼も半信半疑のようでした。

しかし、講座が進むにつれ、その気持ちは段々消えていきました。

やがて、彼は自分の中で何が足りなかったのかに気がついたのです。

「今まで、自分自身を認めていなかったんだと気がつきました。

自分は本当に素晴らしい人間なんだとわかった時、自信が出てきました」

そして、その日の夜、彼は不思議な体験をしました。

「会場からホテルの部屋へ行く間、突然、腰の痛みがなくなったんです!

四ヶ月ぶりに、腰を伸ばして普通に歩くことができたんですよ!

その時に、腰の痛みも、自分の気持ちからきていたんだ、と気がついたんです。

心と体は一体なんだ。

だから、この気持ちのままでいれば、腰も元に戻るんだ、とはっきりとわかりました」

彼はこの時の体験で、本当の自分に目覚めれば、全ては元の完全な状態に戻るということを体感したのでした。

受講から約二週間後、大谷さんは、職場に復帰することができたのでした。

「今は、足のしびれが少し残っている程度で、腰の痛み自体は、もう全くありません。

これからも、講座で得たこの気持ちをずっと持ち続けることで、まわりの人にもいい影響を与えることができるのではと、がんばっています」

なぜ四ヶ月も会社を休まなければならないほどの状態だった大谷さんが、わずかの間に腰が治り、また仕事に行けるようになったのでしょうか。

私たちは、心が曲がっていると、顔が曲がったり腰が曲がったりするのです。

心がまっすぐになったら、その歪みもまっすぐになるのです。

目が見えなかった人も、目が必要だと心から思えたら見えるようになるのです。

耳の悪い人も聞こえるようになるのです。

神の力は、元に戻ろうという働きなのです。

元に戻そう元に戻そうという働きなのです。

上に放り投げた石ころは下に落ちるでしょう。

川は流れて海に戻ります。

全てが元に戻ろうという働きなのです。

私たちが病気になったら、本来の健康体に戻ろうという自然治癒力が働くのです。

それにもかかわらず、「私は病気だ病気だ」といって、病気をつかんでいるのです。

病気を放して真我に目覚めていった時に、人間本来、神が創ったままの自分に戻ることができるのです。

これこそ、世界最高の名医ともいえるでしょう。

名医はあなたの心の奥にあるのです。