1200.どんな判断も誤った判断はない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

私たちが判断を誤るのは、小欲で判断しているからです。

大欲で判断すれば、判断は間違えなくなるのです。

大欲というのは、自分の人生の生き様として判断していくということです。

例えば、野球のホームランバッターが、大事な場面で、本当はバントしなければいけない時に、自分のホームランの本数ばかりにこだわっていると、そこでホームランを狙って失敗してしまいます。

自分のホームランの数が一番なのか、チームが優勝することが一番なのかで、判断が違ってきます。

それで、判断を間違ってしまう可能性があるのです。

野球界全体のことを考えると、また違ってきます。

私生活にも気をつけなければならないかもしれません。

スポーツ界全体となると、また違ってきます。

ですから、どの次元で捉えるかによって判断が変わってくるのです。

クルマを運転する時に、右に行こうか左に行こうか、目的地を決めないで行くと、判断を間違えてしまいます。

しかし、大きな目的地が決まっていれば、必ずそちらの方に向かって行けます。

仕事がうまくいかなくて、自殺する人は、仕事の中に人生を入れている人なのです。

人生の中に仕事を入れなければ、判断を間違ってしまうのです。

仕事は人生のほんの一部なのです。

一生のスパンで見るのが一番いいのです。

例えば、私が最初に入った営業の会社は、小さな会社で、先輩もあまりいないし、仕事のやり方も、セールストークも何も教えてもらえませんでした。

しかし、今思うとそれが良かったのです。

だから、独創力や創造力が身についたのです。

長いスパンで捉え、大欲で判断をすることです。

それによって、判断を誤まらなくなるのです。

考えてみれば、私の人生には、判断を間違えたと思ったことは一度もありません。

多分、たくさん判断を誤ったことはあると思います。

しかし、判断を間違えたとは思ったことがないのです。

判断を間違えたのではなく、ただその時はわからなかっただけのことなのです。

自分が選んだのですから、話が違うなどと思ったことはありません。

判断を間違えたと思うのは、判断を人のせいにしているからではないでしょうか。

百パーセント自分の責任なのです。

甘えてはいけないのです。

人のせいにした時、それが判断の誤りになるのです。

自分の責任にした時は、どんな時でも、判断の誤りではないのです。

失敗が判断の誤りではないのです。

例えそのことによって死んだとしても、判断の誤りではないのです。

ですから私は、ただの一度も判断の誤りをしたことがないといい切れるのです。

この世に判断の誤りはないのです。

どんな判断も誤まりがないと捉えれば、既に最強運に向かっているのです。