1153.子供が親から自立するとは

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。親は子供が早く親離れし、

自立できるようにすることが

何よりも必要

についてです。

子どもの場合は

『捨てる』と言うよりも

独立すると

言いかえることができます。

今の世の中には

30歳になっても、

40歳になっても

結婚できない人が

毎年増えています。

その原因のほとんどは

親離れができていないからです。

いつまでも親をあてにして

頼り切っているから、

いつまでたっても

独立できないのです。

子どもは

一度家を飛び出して、

自分で働き、

家賃も払い、

自分で生活のすべてを

賄うことが必要です。

そうすれば今度は

「ああ、

今まで親がめんどうを

見ていてくれたんだ。

でも、

このままではいけない」

ということが

自然に分かるようになり、

親に感謝する気持ちが

生まれてきます。

今の世の中は

過保護になり過ぎていて、

親掛かりで家にいて、

食べるものから、

洗濯、

布団の上げ下げまで

世話になっています。

これが

普通になってしまっているのです。

そんな身分でいながら

ブツブツ文句を言ったりするものが

多いのです。

こんなのは論外です。

まず外に出て、

独立した経済生活を

営むべきなのです。

そうしないと

親のありがたさなど分からない。

それが分からないから、

自立もできないし、

結婚なんてとてもできない。

ところが

こんな子どもに限って親の財産を

当てにしています。

酷いのになると

「早く自分のものにならないか」と

狙っていたりします。

これが今、

社会問題となっている

家庭内暴力の底流に横たわっている

深刻な意識構造なのです。

だから、

子どもも早く親を捨て、

自立することが

何よりも必要なのです。

親の財産を

当てにしているようでは、

自分の人生を

大切にできる訳がないし、

何事も

達成することなどできないのです。