2596.聞くことから始める

真我日記

写真はたらこパスタです。とっても美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

 

研修生:

佐藤先生の言葉の中に、

「『いい、悪い』は1番ではなくて、思いやりが1番」、

「『正しい、正しくない』が1番ではない、思いやりが1番」

という言葉があると思うんですね。

それを意識して、口論になりそうになったら、

形からでも「ああ、そうですね」「ごめんなさい」という言葉を出すようにしているのですが、

どうしても理不尽さを感じてしまいます。

 

 

 

佐藤先生:

相手に対して?

 

 

 

研修生:

そうなんですね。

例えば、白いものも相手が「黒」と言ったら、「あ、そうですね」と言ったり。

 

 

 

佐藤先生:

相手というのは、自分のご主人?

 

 

 

研修生:はい。

 

 

 

佐藤先生:

別にけんかすることはないんです。

 

落ち着いて、「それはどうしてそう思うの?」とかって聞いていいじゃない。

 

だって、自分が理解できないってことは、もしかしたら新しい世界を知るかもしれないじゃないですか。

 

だから理解できない。

 

だから、「どうしてそう思うの? 聞かせて」って聞けばいい。

 

 

 

研修生:聞くだけで、いいんでしょうか?

 

 

 

佐藤先生:

聞いて、いくらでも聞くことがあるじゃない。

 

で、相手がどんどん言うじゃないですか。

 

「はあ。男はそう思うんだ」とかね。

 

例えば、ご主人が海外の人だとしたら、「そちらの国の人は、そういうあれなんだ」って。

 

ましてや生活習慣が違う。

 

また、男と女が違う。

 

そういうものを違うということをある程度承知でやるんです。

 

そして、相手を探索する気持ちで、そして自分も冒険する気持ちで、

新しい自分を開拓する気持ちで。

 

だから、そのためには聞くことから始める。

 

自分の言いたいことずっとやってたら、向こうのことはいつまでも知らないままですから。

 

だから、是非そのようにして、「あ、そういうことなんだ。でも、こっちはこうなのよ」と、

自分の意見を言ったって構わないんじゃないですか?

 

 

 

研修生:

やっぱり最後には自分の意見を、言っても良いのでしょうか?

 

 

 

佐藤先生:

そうね。

 

自分は自分で。

 

向こうは向こうの意見。

 

あくまでも「相手の意見、自分の意見」と、ここに置けばいいんです。

 

全部取り入れる必要はないんです。

 

ここに置いとけばいいです。

 

で、「あなたはどう思う?」って、それで話し合いの時間を持てばいい。

 

それで話し合っていくうちに、いろんなことが見えてくる。

 

そういうふうにしてやっていきましょう。