2292.後悔しない人生18

真我日記

 

写真は海鮮こぼれ丼です。ネタが新鮮で美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

 

■「自分と自分以外の人との一体」を自覚する5■

 

私たちは、人間として生きていると自分と相手はみんなバラバラに見える。

 

しかし、もう一歩深い所に行くと、みんなつながっているのがわかる。

 

兄弟姉妹は肉体的には別々だが、心の世界ではつながっている。

 

兄弟同士幼いときに一緒に遊んだり、病気になったときに介抱してくれたりと、心が一つに結びついているのがわかるのだ。

 

それをもっと深いレベルである魂の世界までいくと、親子・兄弟のみならず周囲にいる人たちが別々に存在するのではなく、全部一体であることに気づく。

 

心に何の垣根もない世界の存在に気づく。

 

あなたと私は一つである。

 

まさに「自分と自分以外の人との一体」を自覚するのが、真我開発の特色である。

 

ところが、世間には親子・兄弟のように身近な存在でありながら憎み合い、顔も見たくない、などと我を張り合っているケースが少なくない。

 

「真我」を体感すると「いやそうではないのだ」ということがわかってくる。

 

つまり、私自身が兄であり、兄が私自身であることに気づいてくるのである。

 

そのことに気づいた瞬間、受講者は大粒の涙を流して、「ああ、私はあのときあの人になんというひどいことを言ってしまったんだろう」といった感情がこみ上げてくるのである。

 

そして、大きな反省の心が湧きだしてくる。

 

その反省の心の後に大きな愛が湧いてきて、人に対して恨みの念どころか、愛が生じてくる。

 

このお手紙を頂いた方は、兄と兄の許嫁(いいなずけ)に対して一時憎悪の念を抱いていたが、私の講座を受けてから、彼らに愛の心が生じてきたとおっしゃっていた。

 

互いにピタッと一つの心になり、かつてあれほど憎んでいた兄の許嫁のことも、理解することができたそうである。

 

このように人間の表面を通り越した「真我」から物事を見ると、普通では考えられないような答えが自分の中から出てくる。

 

これを奇跡と呼ばずに、真実の自分として受けとめていただきたいと思う。

 

 

【今日の一節】

「生命(いのち)の愛に溢れると、本当の自分に目覚めてくる」