2157.病原菌ですら味方に2

真我日記

 

写真はハンバーグステーキです。美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【病原菌ですら味方に 2】

私はこの看護師の方の言葉を聞いているうちに強い感動を覚えた。

 

看護師の方はさらに続けた。

 

「私は感謝を込めて、毎日この言葉を読んでいました。

そのうち、この言葉を読む人がどんどん増えてきました。

患者だけでなく、職場でも病原菌にかかって死んでいく看護師がいます。

ところが、この言葉を読むようになってからというもの、病原菌にかかって亡くなる方がいなくなりました」

 

私は、なぜ病原菌にかかって死ぬ人がいなくなったのかがわかっていたが、あえてなぜそうなったのかをその看護師の方に質問してみた。

 

すると、この方は心のことを勉強しているだけあって明快な答えを返してくれた。

 

「あらゆるものを敵であると認識した瞬間、それは本当に敵になって私に食いかかってきます。

しかし、すべてのものに対して感謝の念を抱くようにする。

ぺスト菌に対してすら感謝の念を抱くようにしたら、ペスト菌も味方になってくれるのです。

だから、私は死ななかったのです」

 

現代人が考えなければならないことをまさに、彼女が明快な形で私に話してくれた。

 

もしも、日の前に犬がいたとする。この犬に向かって、挙骨を振り上げたら犬は敵対心を持って襲いかかってくるかもしれない。

 

ところが、座って掌に餅を載せて「さぁ、おいで」と優しく言えば、きっと尻尾を振って擦り寄って来るであろう。

 

私たち人間社会もまさに同じ原理なのだ。

 

ペスト菌ですら、味方になる。

 

これは、人類すべてが考えなければならない問題なのではないだろうか。

 

(表記一部変更)