1555.トラウマを克服して結婚したカップル3

真我日記

佐藤先生の言葉をお伝えします。著者幸せの結婚の法則より
拓さんと理沙さんは、私のセミナーで出会いました。

初対面では会話を交わさなかった二人でしたが、のちに別の集まりで顔を合わせる機会があり、自然なかたちで交際に発展。

長野県と北海道という遠距離恋愛を実らせ、出会って1年後には結婚したのです。

いま振り返ると、お互いが惹かれあったのはほとんど同じタイミング、心の中の執着を手放したときだったそうです。

現在は、拓さんの故郷・長野県で専業主婦としての生活を送っている理沙さんですが、「目標とする夫婦は?」という問いに「自分の両親です」とすぐに答えてくれました。

「私の母は、これまでずっと父をサポートするために自分の人生をかけてきました。

真我と出会うまでの私は、母のことを“父の言いなりになる弱い人間”と思ってきましたが、大きな誤解でした。

男性と女性には、それぞれ違った役割があります。

私も母のように、夫を全力でサポートしたいと思っています。

教師を辞めたこともあり、仕事一途で歩んできたこれまでの人生とは180度違う人生になりそうです」

理沙さんは、あれほど嫌っていた父親との関係も良好になったと言います。

結婚式では、両親への感謝の手紙を読む場面では、感極まって父親をしっかり抱きしめたそうです。

拓さんも、最初の結婚で負ってしまった心の傷を、真我の目覚めによって財産に変えたいま、トラウマを乗り越えて幸せいっぱいの新婚生活を送っています。

「離婚後は広い部屋に一人で暮らしていたので、言いようのない孤独感を味わいました。
でも、妻と出会えたことで冷えきった体が少しずつ温まり、心臓に再び血が通い出したような感じです。

“あなたが死ぬときは、私が見送ってあげる”。結婚を決めたのは、妻のこの一言でした。

愛と感謝の気持ちは日に日に深まっています」

拓さんは、毎朝目覚めてすぐに「大好きだよ」と理沙さんに告げるといいます。

伝えきれないほどの想いを、もっともシンプルな言葉に込めているのでしょう。

理沙さんも、夫のためにおいしい朝食を作ることが幸せだと言っています。