佐藤康行の言葉をお伝えします。著者生命の覚醒より
真我を開いていくというのは、二十四時間、三百六十五日、いつもいつも機嫌がいいということです。
いつも嬉しい。
いつも人が大好きということです。
口から出る言葉も、手も足も、全部人のためにあると思うようになるのです。
この顔も相手のためにあると。仏帳面していたら、相手にゴミをぶつけているのと同じだと思えばいいのです。
だからいつも笑顔でニコニコしていくことです。
相手のためにあると思ったら、あまり変な顔できないですね。
救う人と救われる人というのがいます。
これからの時代は、救う人の方が救われる時代になります。
もしみなさん自身に何か悩みがあったとしても、誰か人の悩みの相談に真剣にのってみてあげてください。
きっとみなさん自身の悩みは忘れてしまいますから。
悩んだり、苦しんだり、うつ病になったりするのは、ほとんどが、自分自分自分…と自分のことばかり考えているからです。
そうするとますます落ち込んでしまいます。
そんな暇があったら、一秒でも人に喜んでいただけるような顔つきになって、言葉になって、態度になって、真我の心でやってごらんなさい。
絶対落ち込まないですよ。
私の所には、重病の人やひどく落ち込んだ人など、いろんな人が訪ねて来ますが、私が絶対落ち込まないのは、その人が良くなるために全力でやるからです。
私が自分のことばかり考えていたら、すぐにやられてしまいます。
その人のためと、自分の持っているエネルギーを出していったら、絶対に落ち込みません。
試してみてください。
仮に、相手が自分のことをいじめてやろうと来たら、逆にこっちはその人の助けになるようにやってあげたらいいのです。
そうしたら絶対落ち込みません。
意識が低いというのは、自分のことしか考えていないことです。
意識の高さというのは、愛の広さだと受け止めたらいいのです。
奥さんとか親のような身近な人から始まって、会社を、そして町を、そして日本を、世界を、地球を、と広げていくのです。
もし意識をどうやって上げていったらいいかわからなかったら、まず一番身近な人に対して愛の表現をしてあげることです。
それが損か得かとか打算的に考えないで、とにかく愛をどんどん表現していくことなのです。