1275.能力があっても嫌われる人は力が出ない

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

どんなに能力があっても、どんなに頭が良くても、人間的に嫌われる人はどこかで足を引っ張られる可能性があり、ことがうまく運びません。

途中まで商談がスムーズに進んでいたのに急に断られてしまった、というのは誰かに悪いウワサ話を流されたか、入れ知恵をされたかもしれません。

自分で気がついていないだけかもしれません。

同じものを頼むのなら、どうせなら嫌いな人よりも好きな人にと誰しも思うはずです。

人に好かれるか嫌われるかで、随分大きく仕事も人生も変わってくるのです。

では、人に好かれるためのポイントは何でしょうか?

まず私は、笑顔だと思います。

人に会った最初の第一印象は、最初の一秒で決まるともいいます。

そのときの笑顔は非常に大切です。

私の場合は、笑顔で半分くらい人生得をしたかなと思うくらいです。

まず、人がどう思うかがすべての導入編です。

最初がまずかったら先に進まないのです。

いい人だ、かわいい奴だ、素晴らしい人だ、と思ったら、どんどん進んでいく可能性があります。

面倒を見たくなるかもしれませんし、育てたくもなります。

そして大事なのは、人を好きになることです。

人を好きになるのが人から好かれるポイントです。

ではどうしたら人を好きになれるかというと、それは、自分を心から愛することです。

自分は周りの人たちから活かされ愛されていることを深く自覚をすれば、自然と自分を愛することもできます。

人を愛するのも自分を愛するのも同じなのです。

もう一つのポイントは、本当の意味でのサービス精神だと思います。

自分の手も足も口も耳も顔も言葉も、すべて人のためにあるんだ、ということです。

自分が人のお役に立つためにあるんだ、という精神です。

そしてそのとおりにやるべきことを一生懸命にやることです。

そうすれば、周りの人たちもあなたに協力したくなるのです。

私もセールスマン時代から、このことは体で覚えてきました。

いまでは、私の行動のすべては人にお役に立つためにあるといい切れます。

私のいまの顔も人のためにできた顔なのです。