佐藤康行の言葉をお伝えします。
普通、「私なんて大した人間じゃないですから」という人を謙虚、「自分は素晴らしい人間なんです」という人を傲慢と呼んでいます。
しかしじつは、自分は本当に素晴らしい、と心から思えることが最も謙虚なのです。
あなたがあなたのクルマを、「このクルマはなんて素晴らしいクルマなんだろう」といったとしたら、そのクルマを作った人のことを褒めていることになります。
ではあなたを作ったのは誰ですか?
両親であり、そのまた両親であり、先祖の人たちです。
しかし両親にしても、この子を生もうと思って生んだわけではないのです。
子供を設計して自分たちの思ったとおりに作っているのではありません。
自然の摂理なのです。
そうやってつきつめていくと、宇宙の真理とも呼べるようなものが作ったといえるのです。
あなたが、「私はダメだ」といえば、両親もダメ、先祖もダメ、宇宙の真理もダメだといっているのと同じことになります。
あなたが、「私は素晴らしい」といえば、両親も素晴らしい、先祖も素晴らしい、宇宙の真理も素晴らしいといっていることになります。
また、私がダメなら、子孫もダメ、私が素晴らしければ、子孫も素晴らしくなるのです。
だれ一人例外なく、自分自身のなかに素晴らしい自分がいるのです。
もし、そう思えない自分がいたら、本当の素晴らしい自分のほんのわずかしか出していないのです。
もっと素晴らしい偉大な自分がいることを自覚することなのです。
無限の愛そのものの自分がいることを自覚するのです。
私はこれくらいの人間だろう、とあなたが考えている百倍も千倍も一万倍も本当は素晴らしいのです。
そのことに一刻も早く気づいた生き方をしていただきたいのです。
その後の人生が百八十度変わってしまうほど、あなたの人生は激変するでしょう。
こういう生き方こそが二十一世紀のほんものの生き方なのです。
本当の謙虚な素晴らしい生き方なのです。
この本は、みなさんがこれを読んで、本当に素晴らしい生き方をできる人間に生まれ変われるように書かれています。
単なる考え方や思想をいっているのではありません。
あなたも間違いなく生まれ変われるのです。