2098.満月理論68

真我日記

 

写真はお寿司のランチです。ネタも新鮮で美味しかったです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

佐藤先生の「言葉のマジック」講話の続きをお届けします。

 

2.言葉のマジック②【「他人に語る言葉」を変える】===========

温泉に浸かったときに「いや~あ、気持ちいいなあ」と心にもないことを言ってみたのです。

 

気が付くと私は「いいところに連れてきてもらったなあ」

 

「気持ちいいなあ」

 

「ありがたいなぁ」などと、何回も言っていました。

 

小さい浴槽といっても露天風呂です。

 

回も感謝の言葉を繰り返しているうちに、夜空の星がだんだんきれいに見えてきました。

 

空気がとても澄みきっていてすがすがしく感じてきました。

 

そして、本当に心から気持ちよくなってきました。

 

これは、自分に語るという部分です。

 

そして、重要なことは、それが、「相手に伝わる」ということです。

 

私は、その「気持ちよかった」「ありがたい」という本心を、相手に伝えました。

 

当然、温泉に連れてきてくれた彼はとても喜んでくれました。

 

私が「気持ちいい」「ありがたい」と言うのを聞いて嬉しかったのでしょう。

 

別荘に到着して温泉を見たとたん、かりに私が相手に「な~んだ。全然たいしたことないじゃないか」と言ってしまっていたらどうでしょう。

 

心で思ったことをそのまま言葉で表現していたらどうでしょう。

 

連れてきてくれた相手も一緒についてきた人も、気分が悪くなりますよね。

 

もちろん私自身も、その日はとても気分が悪いと思います。

 

場合によっては、険悪なムードになっていたかもしれません。

 

本心をぶつけることが必ずしも悪いわけではありません。

 

むしろ本心をぶつけた方がよいこともたくさんあります。

 

しかし、その状況によっては、このように本心をそのままぶつけずに、「心にもないこと」を言ってみることによって、そこから新たな心が生まれてくることもあります。

 

そして、何よりも、「相手を喜ばせる」ということは素晴らしいことです。

 

「心にもない言葉」でも、それで「相手を喜ばせる」ことができれば、その相手の喜びによって自分の心が変化するのです。

 

自分の心が変われば、「心にもない言葉」が本心の言葉になります。

 

相手に語る言葉が、人間関係を良くする出発点になるのです。