1954.質疑に技あり7

真我日記

写真はハンバーグです。母の作ってくれたハンバーグ最高に美味しいです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

【質疑応答1】

研修生:
息子のことでどうしたら良いか分からないのですが。主人のことをよく思ってない息子なんです。私と主人が仲良くなっても、「なんで仲良くしてるの?」というふうに捉えてしまって。

佐藤先生:
話の途中で言っちゃっていい?

前にご主人とあまりよくなかった時期があったでしょう?

それを息子は、お母さんの味方になって、お父さんを悪く思ってるんですよ。

なのに、お母さんは先に仲良くしちゃったから裏切り者なんですよ。

彼から見たら。「僕はお母さんの見方になったのに、お母さんは勝手に向こう側に回っちゃった」。

研修生:そうです。

佐藤先生:そうでしょう?

研修生:はい。すごいです。

佐藤先生:
そういうことなの。

だから裏切り者なのよ、彼から見ると、お母さんは。

「勝手に裏切らないでくれ。俺はお母さんの味方になったのに」。そこのところをちゃんと知らないと、そうなっちゃうわけです。

だから、経過をちゃんと話して。いきなりコロッと変わらない。

「私はお父さんのことをこう思ってたけど。でも、お父さんのこんないいところが見えだしたの。だから、お父さんのことをずいぶん理解できるようになったわ」というふうにして、内容をちゃんと言ってあげるの、途中経過を。

そうすると、いきなり裏切ったんじゃなくなるから。

研修生:はい。

佐藤先生:
だから、そういうふうに言ってあげるんですよ。

研修生:
気にしてはちゃんと伝えるんですけれども、なかなか。

佐藤先生:
でもね、今私が言ったことをきちっと意識してやると、そういうふうになる。

言わなきゃ駄目になっちゃうわけ。

言わずにいられなくなるわけです。

そうしなきゃ、お母さんは裏切り者になっちゃうから。

研修生:
はい。「こういうふうに思った」ということを。

佐藤先生:
そうそう。「お父さんがこんないい人だってことが分からなかったんだ」っていうふうに言うの。

研修生:
言ったことあるんですけれども。

佐藤先生:
言ったって、彼には聞こえてなかった。

いきなりポツッと1回ぐらい言ったって駄目ですよ。

何回か言わなきゃ。

人間はいきなり、そんな簡単に変われないから。度々言うの。

で、自分がそうなって、でも息子にとって嫌なお父さんになってるかもしれないから、自分だけじゃないんですよ。

「お父さんがあなたのことを心配してるわ」とかね。

彼にとって、まずお母さんの味方になっただけだから。

お父さんが嫌な人になっちゃってるわけ。

そうじゃない。お父さんに代わって真我のオウム返しをしてあげるの、彼に。

これはちょっと高等になるけどね。

自分が息子に真我の鏡返しをするだけじゃなくて、ご主人に代わって、彼に真我の鏡返しをしてあげるの。

それは何かっていうと、「お父さんはああいうふうにやってるけど、あんたのことすごく愛してるし、あなたのことを心配してるのがこういう部分で見えたわよ、こういう部分で見えたわよ」と言ってあげるの。

ちょこちょこ言ってあげるの。

ご主人が子供を愛してないわけがないんだから、そこんとこを言ってあげるの。

そこをちゃんと通訳して言ってあげるの。

「あなたのこと、いつも心配してるし、あなたのこと、こんなに気にかけてるわよ」と言ってあげるの。

そうすると、お父さんもお母さんも自分の味方になっちゃうわけ。

その二つをやっただけでも相当変わります。