写真は職場に飾ってある胡蝶蘭です。綺麗で心が和みます。
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佐藤先生の言葉をお伝えします。著書宇宙意識で因縁を切るより
全体意識に目覚める喜びは、何にも比較にならないほど大きいものです。
プロ野球選手が、チームが一丸となって優勝した時に、ビールかけをしたりして、みんなで喜びを分かち合っています。
個人の成績もありますが、それよりも全体意識の喜びのほうが大きいのです。
私は、全体意識の目覚めこそが、人生の目的だと捉えています。
全体意識には、空間的全体意識と時間的全体意識があります。
空間的全体意識とは、私たちが、単に地球を住家にしているのではなく、宇宙を住家にしていると捉えるということです。
本当の自分に目覚めたら、宇宙を住家にする発想が出てきてもおかしくありません。
すると、他の土地を奪わなくても済みます。
銀河系だけでも何千億という星があるのです。
限られたパイの奪い合いをするから、争いが起こり、戦争になったりするのです。
私たちが、そういう小さい部分でしか捉えていないからです。
今、全世界の人口が約70億人ですが、それがこのままどんどん増えて、100億人になろうが、1,000億人になろうが、宇宙が住家ならばどうということはないのです。
時間的全体意識とは、永遠を自覚するということです。
私たちはオギャーと生まれて、現在があって、いつか死ぬというように、時間も固体的に捉えています。
しかし、永遠という観点で捉えた時に、時間という観念がなくなってしまいます。
私たちが、永遠ということを悟るには、この肉体的な観念では無理なのです。
この肉体は永遠としては見えないからです。
私たちは、本当の自分に目覚めた時に、永遠を自覚することができます。
そしてその時、私たちは、死なないということを悟るのです。
そのことを悟った時には、本当の自分に目覚めないで生きることの方が、むしろ死んでいるといえるのではないかとさえ感じるのです。