写真は挽肉と厚揚げのあんかけです。きのこがアクセントになり美味しかったです。
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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。
【質疑応答1】
研修生:
カウンセラーの立場だったんですが、○○さんの問題は、お友達とお話した時に、
表面的には楽しいけど、心の底から分かりあってくれないようなものを感じてますという問題だったんです。
カウンセリングさせていただいてるうちに、
「ご両親とはどうだったんですか」ということを聞かせていただいた時に、
お兄さんがいらっしゃって、お兄さんと比べられてたことがあって、
寂しい思いをしてた。お兄さんだけかわいがられてたような気がして、
自分の中で愛されてるのを感じることが少なかったということで。
私もそういうものを持ってたものですから、辛かったですねと。
小さな子供の時の両親から得られなかった愛を、
分かってほしいという心の叫びをずっと抱えてきて、真我に出会って。
今度は自分の愛伝えていきたいということで、
私もそういう思いがあったので響くものがあって嬉しかったです。
佐藤先生:
いいですか。今特にこの部分がよかったですね。
「ご両親はどうだったんですか」と聞いたでしょう?
そうすると、話すほうがパッと広がるんです。
例えば自分のことしか言ってなかったのが、「ご両親はどうだったんですか」と。
みんな自分のことだけ話すと思い込んでるの。
実はその裏にバックボーンがいろいろあるわけ。
そのバックボーンにポンと質問を投げかけると、話すことがバーッと広がるわけです。
それが話しやすい環境を作ってあげるってことなんです。
「お子さんはどうだったんですか」「ご兄弟はどうなんですか」ってことを聞くと、
パッとその人の顔が浮かぶから、話すことがいっぱい出てくるわけ。
ほとんどの人が自分の問題と、家族とか前の問題と切り離して考えちゃう。
例えば、親がね、子供がいろんな問題がいっぱいあるのに、
「私には何も問題ありません」と言う人がいるんです。
子供は私=自分なんです。
例えば、子供が何かあった場合は、自分の問題なんです。
それを切り離して考えがちなんです、ほとんどの人が。
私には何も悩みはありません。
子供がものすごく苦しんでるのに、「私には問題ありません」とこういうふうにやるわけ。
そうじゃないってことを暗に知らせてあげるんです。
そうすると、ハッとしますから、ほとんど。そのように投げかけていくんです。
そういうことを絶対説教したら駄目ですよ。
「あんだが問題でしょう」なんて言わないようにね。
そうじゃなくて、「お子さんはどうなんですか」「ご両親はどうなんですか」とかって聞いてるうちに、
本人が自分で気づいていくんですから。
それからもう一つは、いろいろ言った時に、
「辛かったんですね」と、心の鏡返しをしてあげたことなんです。
例えば、辛い話をした時、「辛かったんですね」と言った時に、
まさに心の鏡返しをしてるわけ。
本当はその辛さを言いたかった。
言ってる言葉ではなくて、「辛かったんだ」ってことを言いたかったんです。
だから、「その辛かったってことは分かりましたよ。受けましたよ」と返してあげる。
そのようにしてお返ししていくわけです。
そこに今度は最後の方に愛の鏡返しと美点の鏡返しをすることによって、
心が明るくなっていくわけです。
皆さんがこうやって話をしていって、辛い話で終わっちゃうと、
暗いまま帰らなきゃいけない。
だから、結末は絶対明るくならなきゃ駄目なんです。
あなたと話した時間が長かろうが短かろうが、その人が帰る時に、
明るい気持ちで帰らせなきゃ、絶対駄目なんです。
そうしなきゃ、当分の間そのまんま引きずっちゃう可能性がありますから。
あなたと話した後、帰る時、別れる時には絶対明るい気持ちで帰らせることです。
これだけは鉄則ですよ。
暗い気持ちで絶対帰らせないことです、いかなる場合も。
その人はそっから始まるんですからね。
それだけは絶対気をつけてください。
最後に「真我の美点発見と真我の愛」というのを設けたのはそこなんです。
そこで話を、「あなたにこんな素晴らしいところを見つけましたよ」
「でも、愛されてたじゃないですか。
「どうもそのようみに見えますよ」「愛されてたんですね」
「こんな素晴らしいところがあったんですね」と言ったら明るくなるでしょう?
それを最後にやるんです。
それを最後に締めくくりの方でやって、明るい気持ちで帰ってもらう。
そうしらた、あなたにも素晴らしい、いい印象を持たれますし、
何かあった時にあなたに相談したいと思うようになります。
そのようにしてやりましょう。
明日は、この続きです。