2236.本当の自分は満月3

真我日記

写真は鶏肉とさつまいもの甘辛煮です。さつまいもが特に美味しかったです。

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佐藤康行(YS)メソッドをお伝えします。

 

【本当の自分は満月3】

 

今、私は「YSこころのクリニック」も開業しています。

 

このクリニックに来られる方はいろいろな心の問題を抱えています。

 

うつ病、引きこもり、統合失調症、依存症等いろいろなものを背負って来ます。

 

これらは心の病気ですから見えません。

 

レントゲンやMRIでも見えません。

 

ただ、本人がこれだけ落ち込んでいるからきっとうつ病だろう……そして病院に行ったら「うつ病」と診断書に書かれ、薬を出され、その時から「うつ病という看板」をその方は背負うわけです。

 

そして周りもみんな「あの人はうつ病だ」「あの人は心の病気だから」と家族をはじめ、みんなにそういう見方をされます。

 

それがさらに広がっていくと、その見えない病気から逃れられなくなります。

 

遂には自分自身も「私はうつ病だから」といつも考えるようになります。

 

それを問題だ、欠けていると捉えたとしたら、どうやって補おぎなえばいいのでしょうか。

 

それが普通の病院なら薬で補おうとするわけです。

 

見えない心に薬をたっぷりかけたところで根本治療にならないことは、ここまで読んでいればわかりますよね。

 

そんなことを私たちほとんどの人類は、わかっているようでわからずにとにかく薬などで補おうと現在もやっているのですよ。

 

心だけではなく、体も病気になります。

 

みなさんご存知のように、私は今、左半身が麻痺の状態です。

 

脳出血で倒れ、脳の一部の神経が死んでしまって麻痺はもう治りません。

 

これをなんとか治して普通になろう、幸せになろうという捉え方をしたら、私は常に不幸せですよね。

 

普通の人のように走れないし、階段をトントントンと上がったり降りたりもできないし、これ、人によっては毎日泣いて暮らす人もいるかもしれません。

 

いつか治る日を目指していったとしたら死ぬまで不幸な人生を送ることになるわけです。

 

しかし、その視点、その捉え方を変え、今、この麻痺のまま、このままで私は十分幸せなんだと、すべてを受け入れ、運命を受け入れ、体は麻痺だけれど心は麻痺ではない……

 

ましてや真我は完全だ、完璧だ=満月だと、もしその場でその瞬間に本当に心の底からそう捉えることができたなら、その瞬間から十分に幸せになれるのです!

 

何の不足もない、十分満たされながら人生を生きることがそこからできるのです。

 

その場から幸せになります。

 

実際、この麻痺の私がそう言っているのですよ。

 

私はみなさんも知ってのとおり、幸せいっぱい、元気いっぱい、喜びいっぱいで毎日生きています。

 

麻痺になって年になりますが、不幸だと思った瞬間は倒れて間もなくのほんのわずかの時だけでした。