1238.真実の自分を知る

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

物事を知るということは確かに時間がかかります。

人間同士でもこの人を知ろうとすると時間がかかります。

結婚して夫婦になってて、一生付き合ってもわからないことがあります。

頭で知ろうとすると遅くなるのです。

早く知ろうと思ったら、まず信じるということです。

信じるとは、その瞬間から総てなのです。

頭で理解してからでは一生わからないことです。

信じられる人は強いのです。

その瞬間から自分のものなのです。

時間と理屈はいらないのです。

私は、生命を引き出すために、毎朝「成功と幸福を呼ぶ言葉」を読みます。

これは私が道を歩いていて言葉が一挙に出てきたものです。

15分ぐらいでいろいろな言葉ができたのです。

真実の言葉を知るためには、まず自分というものをあらゆる角度から把握することが大事だと思います。

釈迦はその言葉の中で、自分というものは3つあると言っています。

人が評価している自分と、自分で評価する自分、そして真実の自分の3つです。

人が評価する自分というのはその人が見る自分です。

黄色い眼鏡で見れば黄色に見えるし、赤い眼鏡で見れば赤く見えるのです。

しかし、その人は黄色くもないし、赤くもないのです。

その眼鏡に色がついているだけなのです。

自分が生きてきたいろいろな過去が自分だと思い込んでいるのです。

しかし、ほんの少ししか生きていない自分なのです。

まだ若い自分なのです。

とにかくいう総てにはテーマがあるのです。

昔から宗教でも哲学でもテーマがあります。

己を知ったら人生も決まりなのです。

真実の自分を知っていかなければならないのです。

しかし人から評価されることは、良いとか悪いとかは別にして仕方がないのです。

そう思われた自分がいるのであるから仕方がないのです。

人は全く見当違いのことを言うかもしれません。

しかし、見当違いでもそう思われた自分がいるのであるから仕方がないのです。