1188.感謝がトラウマを消す

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

トラウマというのは、
過去の衝撃的体験による
心的傷害のことを言います。

トラウマを持っていると、
いろんな弊害が
生じてしまうことがあります。

子どもの頃に
親に殴られたことによって、

ガタンという音がしただけでも、

恐怖を
感じるようになることがあります。

そして、
すぐに相手を疑ってしまったり、

一歩押せばいい時に
逃げてしまったり、
引っ込み思案になったりします。

逆に
相手を傷つけてしまうこともあります。

自分が
苛められているんじゃないかという
被害妄想になり、

先手を打って
相手を苛めてしまうこともあるのです。

また、女性が
若い頃に強姦されたことによって、

男が後ろから近づいてきただけで
身震いしたり、

不安になったりすることが
あります。

必要以上に
恐怖を憶えるのです。

そして、
性的に不能になることもあります。

トラウマができるのは、
そういう素材があるからとも言えます。

苛められる子は、

苛めを引きつけるような素材を
持っているのです。

それは、
持って生まれた
因縁からくるのです。

ですから、
トラウマは
早くなくした方がいいのです。

トラウマをなくす一番の方法は、

本当の自分、
愛そのものの自分に
目覚めることです。

自己の内部に眠っている
本当の自分に目覚めることが、

一番
手っ取り早いのです。

トラウマは、
心理カウンセリングによっても
癒していくことは可能です。

しかし、
本当の意味での癒しというのは、
消すことなのです。

消して、
さらに喜びに変えることなのです。

一時的に和らげるだけでは、
本当に消えたことには
ならないのです。

根本から消して、
そのトラウマの原因さえも
喜びに変えてしまうのです。

そのことによって、
本当にトラウマはなくせるのです。

トラウマを消すと同時に、
喜びに溢れた人生に
しなければならないのです。

暗闇を消すことはできませんが、

光をつけた瞬間に暗闇は消え、
光に変わります。

ですから、
本当の自分に目覚めることが
究極なのです。


心から本当の感謝ができた時、
いかなるトラウマも消え、
幸運が訪れてきます。