1147.知識から意識へ

真我日記

佐藤康行の言葉をお伝えします。

人間は

何故そんなに執着するのだろうか?

それは、人間の

「脳」が問題なのです。

他の動物は

必要以上に溜め込んだりしないのです。

取り越し苦労も

持ち越し苦労もしないのです。

要するに

人間の「脳」が

どんどん拡大してしまっているのです。

そして、

未来のことを

考えすぎてしまったり、

過去のことを

引きずっていたり、

するのが広がって行き、

バーチャルの世界に

生きていってしまうのです。

それは、

生命保存から来ているのです。

元は生命保存なのです。

食欲も、

性欲も

全部生命保存なのです。

例えば、

男の出世と

女の化粧は同じなのです。

両方とも

性エネルギーから来ているのです。

これらが、

拡大して来たものが

執着心になってきているのです。

そして

この執着心が妄想となり、

その妄想が実現しないから、

悩んだり苦しんだりするのです。

この人間の「脳」が

一人走りしているのです。

この「脳」が

どんどん拡大していくと言うことは

どういうことかと言うと、

この延長線上に

人類が滅亡に向かっているのです。

どんどん地球環境も

おかしくなってきているし、

戦争で

もっと凄い武器が使われたら、

大戦争になって

滅んでしまう可能性があるのです。

このように「脳」を

一人走りさせてしまうことは

あらゆる面で

人類が滅亡に向かって行っているのは

間違いないのです。

もっと深く考えるのなら、

それで良いのかも知れないと

捉えることも出来るのです。

人類がそれでいなくなって、

次のものが

現れるためかも知れません。

恐竜が絶滅して

人類が誕生したように、

人類も、

次にまた別の生命体が

誕生するために自ら滅びる、

つまり、

人類の寿命を作るための「脳」が

拡大しているのかもしれないのです。

脳の発達していない動物のほうが

長生きしているのです。

だからといって、

「脳」を発達してはダメだと

いう事ではありません。

「脳」を発達させながら、

更に

長生きしていけるようになるのが、

「真我(=本当の自分)」なのです。

「真我」に生きれば、

人間の頭脳を発達させながら、

長く地球にもいられるのです。

主役は

「真我」なのです。

「真我」から溢れる愛で

「脳」を発達させるのです。

そうなると、

他国の領土を

奪おうなんて発想はなくなるのです。

人口が百倍になっても、

宇宙を人類の住処とすれば、

無限に住めるのです。